知って得する早わかり焼香

現代においても変わらない焼香の基本的な順番

2017年04月15日
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日本の仏教でのお葬式は宗派によって若干の違いはありますが、基本的にはお寺さんの住職がお経を唱えていて、その途中で焼香というのを行います。この焼香をやる場合にはある程度決められた順番というのがあります。まずは喪主が最初に1人で行います。

次はその家族が行います。その家族の基本は故人の配偶者、そしてその子供、孫の順となります。それが終わると親族の出番となり、故人の喪主でない子供夫婦、そして孫家族となります。そしてその他の親族で故人の兄弟とその家族などとなります。

これが全部終わると、全くの他人である一般参加の友人知人や近所や会社関係の人たちとなります。これは昔も今もあまり変化がありません。この順番は喪主とその家族以外は厳格なルールというのは事実上ありませんので、その場の空気を読みながら行うようにします。またこの焼香は開催人数の規模によっても変化します。自宅や葬儀屋で儀式を行う場合だと20人くらいの小規模開催の場合は香炉が1つしか用意されていない場合があります。その際は1人ずつしかできません。しかしそれ以上の人数になると3つくらい用意されている場合があります。理由は少しでも早く終われるようにするためです。そのため喪主の家族が終わるとそこからは一気に3人ずつ行うようにと葬儀屋スタッフから催促されます。ただこの儀式を開催する場合、参列する親族の中には厳格な順番をやたら気にする方もいます。もし厳格を気にするような人がいるとするならば、予め明確な名簿を作成するなどして、それに従って行うなどの配慮が欠かせなくなります。

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