知って得する早わかり焼香

法然が宗祖とされる、浄土宗における焼香の流儀

2017年04月30日
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浄土宗(別名・浄土専念宗)は承安5年(西暦1175年)に、阿弥陀仏を本尊とする仏教流派です。この一派は法然が始祖となっており、法然上人が作成されたとされる、「月かげのいたらぬさとはなけれども、ながむるひとの心にぞすむ」は仏教徒にとっては著名なものとなっています。 始祖の法然上人は、長承2年(西暦1133年)の4月7日に美作国久米(現在の岡山県・久米郡久米南町)で出生され、出生された場所は寺院となっています。

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喪主はトラブルを回避しながら対応を行う

2017年04月25日
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通夜を迎えた時にトラブルになってしまうのが焼香で、実はあらかじめ決めた順番が深刻なトラブルに変わってしまうケースが多いです。そもそも焼香を行う順番というのは、親戚との親密度合いなどから判断されます。しかし間違えてしまうと親戚から後に行って恥をかいたとクレームを出されることがあります。そして現場で叱責を受けることがあったり、本人が葬儀を終える前に帰ることもあります。葬儀で揉めないように順番を決めていきながら、円滑に今後の親戚同士が付き合えるように整える必要があります。

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現代においても変わらない焼香の基本的な順番

2017年04月15日
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日本の仏教でのお葬式は宗派によって若干の違いはありますが、基本的にはお寺さんの住職がお経を唱えていて、その途中で焼香というのを行います。この焼香をやる場合にはある程度決められた順番というのがあります。まずは喪主が最初に1人で行います。次はその家族が行います。その家族の基本は故人の配偶者、そしてその子供、孫の順となります。それが終わると親族の出番となり、故人の喪主でない子供夫婦、そして孫家族となります。

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香りで清める仏教の習慣の歴史や意味

2017年04月06日
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日本ではお葬式の時に焼香を行いますが、もともとは仏教から来ている習慣で、仏教の誕生は釈迦からですが、古代のインドということは、よく知られています。インドというと暑い国ですが、暑いということで、室内の臭いや衛生環境が悪くなりがちです。日本の夏の様子をイメージしてみればわかります。そのため、臭いを消したり、衛生環境を良くするために、室内に香りを漂わせて、生活するという習慣がありました。仏教が伝来すると、それらの習慣も一緒に輸入されたということで、仏教では焼香が行われているひとつの理由でもあります。

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